重大労災事故からの教訓

 高速道路で交通誘導警備業務終了後、16tトラックにひかれ重傷を負った事故。


 発生日時 平成26年9月11日(木) 天候 曇り


 発生場所 福島県西白河郡矢吹町内 東北自動車道下り線


 当事者 被災警備員 男性 40歳 経験6年3ヶ月 検定資格なし

     加害者 16tトラック運転手 男性


 事故概要 被災警備員は、高速道路上において、防護柵工事に伴う交通誘導警備業務に従事していた。作業が終わったので、簡易規制を設置するとともに監視員を配置し、路肩に停止した緩衝材付き標識車両の荷台に資機材を撤去した。

 被災警備員がその資機材をロープで固定するために路肩で荷締めをしていたところ、走行車線よりに走行していた16tトラックが接近、被災警備員はこのトラックに気が付き避けようとしたが標識車両との間に挟まれ、30m先に跳ね飛ばされ、全治3ヶ月以上の重傷を負った。


 教訓事項


 走行車線の監視員は常に作業中の警備員等と連携を図りながら監視にあたる。

 高速走行車両から危険を回避できる状況下で業務に当たる。

 危険箇所である路肩における作業は出来るだけ避けるよう、事前に工事業者と協議する。

 監視員が危険を発見した際の確実な伝達方法を事前に徹底しておく。



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