労災事故からの教訓

 歩道舗装工事に伴う交通誘導警備業務中に後進してきたバックホー(ショベル車)にひかれ重傷を負った事故。


 発生日時 平成26年12月12日(金) 午後四時ごろ

 天候    晴れ

 発生場所 鹿児島市城西 歩道

 当事者  被災警備員 60歳男性 経験3年1ヶ月 検定資格なし

        加害車輌 バックホー(パワーショベル)

 

 事故概要


  被災警備員は郵便局入り口付近、市道の歩道舗装工事に伴う交通誘導警備業務に従事し、歩行者及び車両等の誘導を行っていた。郵便局前は頻繁に出入りが行われることからバックホーに背を向けて誘導を行っていた所、後方から進行してきた作業中のバックホーにひかれ、左足首骨折の重傷を負った。バックホーの操縦者は、右後方の確認を行ったが、左後方の確認を行っていなかった。


 教訓事項

  重機と歩行者の誘導を兼ねる場合は、常に双方の動きを視野に入れながら誘導する。


 重機の移動範囲と警備員の立ち位置を資機材で明確に分離しておく。


 常に周囲の状況把握に努め、歩行者のみならず警備員自身の安全確保に配慮する。


 歩行者の交通量や、重機誘導の必要性を加味し、状況によっては警備員の増員を提案する。



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コメント: 1
  • #1

    鎌田弘 (火曜日, 03 1月 2017 23:18)

    バックホーにひかれ負傷した警備員の経験年数3年の60歳のコは、経験年数18年(当時)の39歳の私にからして、私がそのコらと出会ったら、自分より年上でも時には厳しく指導してあげないといけません。人によりますが、経験年数が1~3年で、自分より年上のコはたくさんいました。私は優しいので、その小僧らになめられることが多かったですが、隊長らしく指導すれば、従って頂いてました。自分より年上でも、経験年数が浅いコらには、自分が大人になり、隊長として責任を感じとり、そのコらの安全を守る使命を全うする心構えです。

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