雨の多い夏でしたと書くと、もう夏が終わったように聞こえますが、実際に、立秋を迎え、中秋の名月を9月8日に控え、暦ではすでに秋です。
今年は残暑も厳しくないようで、涼しい日が続いています。
その代りに、雲や雨が多く、日照不足のようで、農作物の生育に影響が出ているようです。
降雨被害は広島、京都と西日本を中心に大きな被害が出ています。
近年の降水量は一日に100mmから150mmを超えるような豪雨が多くなっており、あっという間に川の水位が上がり氾濫したり、崖や山が崩れるような土砂災害も相次いでいます。
いわゆるハザードマップが公開され、土砂災害や川の氾濫災害のおき易い危険な場所がある程度分かるようになっています。
ただ、地価や保険の問題から危険区域として認定されることに抵抗があることも多いようで、危険区域と認定するか微妙なラインの地域もあるようです。
その場合でも古い地図などで近隣の河川の様子や、山の在り方などを見ると、もともと谷合だったとか見えてくるものがあります。
谷の近くであれば、水が流れ込みやすく、危険性は高いかもしれません。
住んでいる地域の情報を町内会などで、共有し、危険箇所の把握を行う事は重要です。
まだ、秋雨前線に、台風と大きな降雨となる可能性があります。
気象情報に注意してすごしましょう。
コメントをお書きください