労災事故からの教訓

 猛暑日の道路工事現場で熱中症を発症し死亡した事故

 

 発生日時

 平成25年6月13日(木) 15時ごろ 晴れ

 

 発生場所

 兵庫県尼崎市額田町

 

 当事者

 被災警備員 男性・60歳・経験3年・検定資格なし

 

 事故概要

  ガス管工事における交通誘導警備業務に従事していた被災警備員は14時20分から休憩に入っていたが、15時ごろ体調不良を訴えたため、冷房をつけた車の中で休んでいた。

  2時間後に作業を終了した同僚警備員が車両に戻ったところ被災警備員の容体の異変に気付き、119に通報したが、搬送先病院で死亡したもの。

  この日、兵庫県各地で気温が上昇し、20地点ある観測所のうち8地点で6月の観測史上最高気温を記録していた。神戸市では15時に35.2度を記録した。

 なお、被災警備員は11時ごろにも休憩を取っていた。

 

 教訓事項 

 自覚症状の有無に限らず、こまめに休憩をとり塩分、水分の補給を行う。

 

 工事業者と熱中症予防対策について十分に協議し、お互いに健康状態を確認しながら作業する。

 

 日頃から熱中症に関する指導や教育を行い、万が一症状が現れた場合の適切な対処方法を身に着けさせる。

 

 

お問い合わせ

TEL:    043-232-2761

e-meil 

 chiba@cyuou-keibi.jp

 

 

 

営業時間

電話にてのお問い合わせは、9:00 ~ 17:00 (月~金)

土日祝日もお問い合わせフォーム、メールは随時承ります。