ヒューマンエラーとは、人為的な失敗などを指す言葉で、「意図しない結果を生じる人間の行為」とも言われています。
警備員の仕事における労災事故はいわゆるヒューマンエラーが多く、そのために同じような事と何度もと思われがちですが、仕事の前などのミーティングでは毎回、注意事項を確認し、極力、ヒューマンエラーによる事故の危険性を回避するように努力しています。
ダブルチェックや指さし確認などもこのヒューマンエラーを未然に防ぐ対策です。
新たな台風が週末にも接近するようです。
この対応もまたヒューマンエラーの無いようにしたいものです。
大島の町の対応もまたヒューマンエラーのように思えます。
情報が集まるなかで、それを生かすか殺すかは、情報を集約し決断を下す人間に委ねられているのです。
大島の役場の人間も、降水量を甘く見ていたと言いますし、気象庁も都道府県への避難勧告規模まで大きなエリアでなかったことから勧告を出さなかったとか聞きます。
避難勧告のシステムの問題だけとは思えません。
その場に携わる者の判断という難しい問題です。
装置搬入などの現場において、安全対策として危険と思ったら作業を止める。
最悪、その日の作業が出来なくなっても事故を起こすよりは良いという判断基準のもとに動いている現場は、仕事に携わる側も安心できます。
納期が迫っているから、残業など厳しい仕事が連続すると、疲労感もあり、士気が下がる。結果、ヒューマンエラーを招くという連鎖が起こり得ます。
こういう現場は怖いものです。
台風に関してですが、事前の情報収集をしっかり行い、警備対象施設への影響を考えて、対応策などあれば、お客さんと相談するなどの用意が必要です。
あとで、ああしておけば良かったでは済まないこともあります。
天気の荒れる一週間となりそうです。
気を引き締めていきましょう。
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