現場における車輌の誘導と下調べの重要性の話。
大きなゼネコンでの建設現場などでは、入ってくる大型車両などのルートも確定していることが多く、誘導といっても出入口の誘導で済むことが多いです。
しかし、空調機器などの装置搬入の際には、搬入車輌は住所を聞いて入ってくることが多く、場合によっては一通であったり、道幅が狭く通行できずに大回りしてもらう、駐車場の出入口が限定されているなどの場合があり、それぞれのパターンに応じて対応することになります。
ある現場では交差点から作業帯までは道幅が広くトラックも入れるのですが、その先の方が細い路地となっており、トラックの通り抜けは無理で、交差点からバックで誘導する必要がありました。
そういった場合もありうるので現場の地図を事前に読み込むことは勿論、込み入った場所であれば、少し早くついて事前に周囲を歩いたりして調べておくことが重要になります。
作業帯から出れば、トラックもレッカーもどう走ろうと知ったことではないとはいかないのは当たり前です。
出た道が大通りですんなり帰ることができるのであれば、まだしも、出てすぐのところで立ち往生されるような事にはならないようにしなくてはなりません。
近隣の方が駐車する場合なども必要であれば声をかけて、駐車時間等を確認し、場合によっては、少し動かしてもらうなどの協力を仰ぐ必要が出てきます。
そういった対応もまた警備員の仕事の一環として重要だと思います。
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