大型の台風18号が近畿・中部から東北・北海道にかけて日本列島を縦断しました。
その被害が各地で相次いでいます。
特に京都では、由良川と桂川が氾濫、住宅街に濁流が流れ込み、8万人の市民が避難指示を受けた。
また、台風の影響で、埼玉県の熊谷、群馬県みどり市、栃木県那須市、宮城県石巻市などで突風が発生、家屋の屋根を飛ばすなど大きな被害が出た。
この台風18号により、わかっているだけで、死者3名、行方不明者5名、負傷者129名が出ている。
台風で通行止めになっていた県道の鉄製の車止めゲートに車が激突、そのゲートが直撃した警備員が死亡するという事故もあった。
運転者が大雨の中で、前方を確認していなかったのではないかと調べが進められている。
台風が来たからと言って、警備員が避難するような事はなかなかないかもしれません。
もちろん、堤防が決壊し、命にかかわる事態になるまで職務を全うしろなんてことはありませんが、会社と連絡、お客さんに報告。最終的な戸締り、安全確認など、退去するとしてもそれまでにすべきことがあります。
連絡を取りつつ手早く準備を整えておく事が重要です。
とある施設では大雨になると事務所前の雨水の側溝が溢れかえり、事務所の前に大きな川が出来るところなどもあります。
事務所の方が高いので、浸水はほぼありえませんが、ここのところの大雨を見ると土嚢などの用意も考えないと危ないように思います。
日頃から、その場所で警備する者として気が付いた点をお客様と相談し対応策を練っておくこともまた警備員の仕事です。
先にも言いましたが、当然、命の危険が迫るような自然災害を前に避難することは当然の権利です。
そこら辺の判断を含め会社やお客さんと話し合い、速やかに非難する事が重要です。
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