熱中症対策のための知識 その2

 急な暑さには要注意です。

 

 暑熱環境での体温調節能力は暑さへの慣れ(暑熱順化)が関係しています。

 熱中症は急な暑さに対応できない時などに多く発生するのです。

 

 今年は夏の初めから猛暑日が続き、これが熱中症患者を増やした要因といえます。

 

 急に暑くなったときは運動などは軽減して、暑さに慣れるまでの数日は、短時間の軽い運動で体を暑さに順応させていくことが重要です。

 

 実際に暑さに体を慣らすというのはどういう事でしょうか。

 

 2週間にわたって33度から35度程度の実験室でじっくり汗を掻く運動を1~2時間行った実験では、4~5日で暑さに慣れてくるようです。

 

 とはいえ、実際には、都会のアスファルトの上では気象庁の最高気温を上回る気温になっています。

 

 そのうえ、仕事となれば、1~2時間程度では終わりません。

 

 そこで、十分な水分と塩分の補給が重要になります。

 

 市販の飲料で、ナトリウムが100ml中に40~80mg入っていれば、塩分濃度は0.1~0.3%の食塩水に相当します。

 

 運動を続ける場合はこれに、4~8%の糖分があると疲労予防に役立つ言います。

 

 スポーツ飲料でもいいですし、個人で1Lの水に食塩2gと角砂糖をいくつか入れてオリジナルの物を作ることもできます。

 

 

 

 

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