交通死亡事故の発生状況と特徴

 千葉県内の交通事故の発生件数は、事故発生総数が減少、死亡事故が増加、死者数が増加、負傷者数が減少となっています。

 

 事故発生総数が減少しているものの死亡事故、死者数が増加しています。

 特に死亡事故は、歩行中、自転車運転中が多く総数の58%を占めています。

 

 自動車を運転する人は、人や自転車が飛び出してくるかもしれないという危険予測運転と、夕暮れから早めに前照灯を点灯するなどの安全対策を心がけましょう。

 

 歩行者や自転車の方も、道路を横断する際は、なるべく、横断歩道や歩道橋を使いましょう。

 止むを得ず道路を横断する際には左右の安全確認を行い無理な横断は避けましょう。

 夜間は、反射シールを貼る、懐中電灯を持つ、自転車のライトをつけるなどの安全対策をしっかり行いましょう。

 

 また、警備員も歩行者や自転車を誘導する際にはこれらの事を念頭にいれて誘導を行いましょう。

 夜間工事現場では、照明を使っている場合など、自身が車から逆光で見えなくなることもあることを考えて立ち位置を決めましょう。

 交通誘導中の警備員が事故にあわないようにできる限りのことはやりましょう。

 

 高齢者の死亡者が多いのも特徴です。全体の50パーセントです。

 

 高齢になると誰しもが、反射神経など鈍ってくるものがあります。

 

 本人が意識するのももちろんですが、高齢者のドライバー、歩行者、自転車などには他のドライバーも注意を払うべきでしょう。

 そして、基本的なことですが、自動車運転でのシートベルトの着用は、義務です。万が一の時に身を守ってくれるものですから、進んで着用しましょう。

 

 死亡事故起因の違反は、速度超過、信号無視、安全運転義務違反(わき見、安全確認無視)、飲酒運転などがあります。

 

 飲酒運転は5件も増加しています。

 飲んだら乗るなを徹底しましょう。

 友人などが飲酒運転しそうなときは止めましょう。それが友人の為にもなるのです。

 

 これらの事を参考に安全運転で、無事故無違反を目指しましょう。

 

 

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