新潟県糸魚川市の国道148号線のトンネル内で事故がありました。
被災警備員は29歳の女性で、資格はないものの6年6ヶ月の経験年数のある警備員でした。
トンネル内の街路灯交換工事の現場で、同僚警備員3名とともに片側交互通行の交通誘導業務中に事故は起こった。
トンネル内に無灯火のトラックが入ってきており、前にいる警備員が、黄色い旗で車線変更の合図を送ったが、トラックは合図を無視、車線を変更することなく規制帯の中へ侵入。
規制帯の中で誘導を行っていた被災警備員を跳ねた。
被災警備員は、顔面骨折、骨盤骨折などの重傷を負った。
教訓及び対策として以下の点があげらている。
○現場警備員の警戒心と緊張感の保持
○不測の事態を想定した待避場所の確保
○警備員相互の連携強化
○反射材等の保安用資器材
トンネル内であれば、赤色灯の誘導棒を使用する、トンネルの外に工事予告看板などで広報を行うという点も考えらる。
資器材が跳ねられようとも自分自身が助かる方法を意識しながら仕事しなくてはならない。
運転手のわき見が事故原因だったということからも体感シートなども有効であろうと思われる。
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