宮崎県の片側一車線の道路において道路標識設置工事に伴う片側交互通行の交通誘導警備従事中の事故。
工事が終了し、工事関係者が現場の規制資材、関係車両などの撤去作業中に一般車両が通行してきた。
警備員二人はその車両を停止させた。
ところが、その後続車両が停止を無視、路側帯に止まっていた工事関係車両に接触、その後、停止させた一般車両に接触し、警備員一人を跳ね飛ばし、50mほど走行し路側帯で停止した。
警備員は緊急搬送されたが頭蓋骨骨折などにより3時間後には死亡した。
もう一人の警備員は幸い加害車両の動線上におらずに難を逃れた。
道路規制の開始時と解放時はともに危険が伴うので、細心の注意をはらって行う。
危険車両を発見したら作業員、仲間警備員への警告とともに自分自身も逃れられるようにする。
この道路は、高速道路からバイバスの無料区間に変わってすぐの道路ということもあり一般的に速度を出しがちな道路であった。
そういう現場独自の危険性も十分に検討する。
もう年末です。
あと、数日で年が明けます。それを思うと、労災などにあいたくないものです。
忘年会などもあり、暴走する車両なども普段よりは多いと考え、いつも以上に身を引き締め現場へ向かいましょう。
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