セキュリティタイム11月号の「コンプライアンスが問われる時代」とう記事を読みました。
ダウンロード禁止法について触れている。
音楽の違法ダウンロード被害額は大きくこれに歯止めをかけるべくして改定著作権法が施行され、有償の映像・音楽を私的目的で複製する行為には罰則が定められた。
スマートフォンなどのインターネット端末の普及は、違法ダウンロードの難易度を下げたことは否めない。
犯罪と思わないでダウンロードする若者も多いのかもしれない。
そういった行為に歯止めをかける意味では一定の効果があると個人的には思う。
それと同時に、メディアの劣化を警戒し、DVDなどを個人的にパソコンに取り込むことも違法となった。
これは、賛否わかれるところではある。個人的には厳しい改正と思っている。
閑話休題。
話がそれたので戻します。
セキュリティタイムズでは、厳しい視線のなか違反者を出した場合、その責任は、会社も問われることになりかねないという。
現代はコンプライアンスが厳格に問われる時代。現実としてコンプライアンス違反から信頼を失い業績悪化に苦しむ企業もあるという。
警備業界も例外ではないという。
平成23年に警備業法違反などで、検挙が17件。行政処分を受けた件が、349件あるという。
警備業務というのは人との信頼関係の上に成り立つ仕事。
その警備業者が法律違反をしていては信頼されるはずもないという。
まさにその通りだと思う。
違反を行った警備業者より、真面目に頑張っている警備業者にこそダメージが大きいのもこういった違反行為の厳しい点だ。
多くの人は会社単位では見ることは少ない。その業界でひとくくりにされるのだ。
自分の仕事への誇りやお客様の信頼を裏切るだけではなく、多くの同業者の信頼を傷つけ、警備業界そのものへの負のイメージを与えるようなことだけは、決してしないし、してほしくないものだと思った。
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