交通誘導警備員の事故

 交通誘導業務というのは、警備業法では2号業務と呼ばれています。

 

 警備員の負傷・死亡事故の多くはこの2号業務中によるものです。

 

 幸い当社では死傷事故は起きておりません。

 

 

 とはいえ、先日も「きょうかいだより」によりますと重症者が出た事故があったそうです。

 

 交差点の角の商店での作業中、工事車両が交差点に進入。

 

 その間、片側交互通行をすることに。

 

 青色信号だったのですが、交互通行のため進行して来る乗用車に停止のサインを送ったところ、こちらに気づかずにまっすぐ交差点に進入して来るので、サインを出した警備員は歩道へ逃げ、危険を知らせようと声を上げた時には、交差点内でトラックに接触。その先にいた警備員を跳ねて、交差点の先で停車。

 

 跳ねられた警備員は幸い命は落とさずに済みましたが、ろっ骨を折るなどの重傷。

 

 運転手は飲酒の上に携帯電話を操作しながらのわき見運転だったとその後発覚しました。

 

 交通誘導をしていると、自動車を運転している運転手さんの多くは誘導に従っていただけます。

 嫌な顔をする方もいますが、それでもです。

 

 とはいえ、それは絶対にではないのです。

 

 今回の事例のように飲酒の上、よそ見をしているケースもあります。

 

 私自身、以前に誘導を無視して交差点へ猛スピードで入っていく車を見たことがあります。

 深夜の交通量の少ない時間帯の事でした。

 

 深夜から明け方にかけては交通量は減り、誘導するには楽な面もありますが、暴走車両との遭遇率は高まるので、危険性は高いかもしれません。

 

 暗く遠くからではわかりにくいですが、それでもその動きや車種などから少しでも危険を感じたなら、作業員や仲間警備員に一声かけることが大事かもしれません。

 

 何もなければいいですが、何かあった日には・・・そう思うと声の掛け合いが大事です。

 

 

 

 

 

 

 

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